冷房の効かない部屋で、最後まで。その日の棚卸し作業で感じたこと
2026年8月27日
8月の日差しが厳しい午後のこと。いつもより湿度を感じる作業室で、棚卸し業務が始まりました。その日は冷房の効きが今ひとつで、部屋の奥のほうはとくに蒸し蒸ししていたんです。
ある利用者さんは、その蒸し蒸しした環境のなかで、粛々と作業を進めてくれていました。時間とともに気温が上がり、他の利用者さんたちが時々休憩を入れたり、別室に移ったりするなか、この利用者さんは落ち着いた様子のまま。
私は何度か様子を見に行きました。額に汗をかいてはいるけれど、その手の動きは安定していて、数字を確認しながら丁寧に記録を取っているんです。「大丈夫ですか?」と声をかけても、「大丈夫です」とあっさり返してくれて。その答え方に、ちょっと頼もしさを感じてしまいました。
普通だったら、こんな環境では焦ったり、イライラが出たり、集中力が途切れたりしやすいものです。それでも最後まで、作業のペースを崩さずに進める姿を見ていて、思わず「がんばってるな」と心のなかでつぶやいてしまったんです。🌿
午後の遅い時間に棚卸しが終わったとき、利用者さんは疲れた表情をしていました。でもそこに、やり遂げたんだ、という静かな充足感みたいなものが見えたような気がして。私たち支援員が「お疲れさまでした」と言ったときの笑顔が、忘れられません。
環境が完璧でなくても、その日その日を真摯に受けとめて、できることをやり切る。その日の棚卸しの現場で、そういう働きぶりを見せてくれました。✨
就労継続支援A型かえででは、こうした一日一日の働きを大切にしています。体調や環境に不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。🍀


