就労継続支援A型かえで

スタッフブログ

シールを貼る手が迷う午後。その日の作業で見えたこと

2026年6月19日

6月も中旬に入り、梅雨の雨音がときどき窓をたたく季節になりました。その日も、朝からネット通販の梱包・発送業務が進んでいました。

午前中は、小部屋のプリント整理をお願いしていたある利用者さん。物を動かしたり、何度も数え直したりしながら、丁寧に進めてくださっていたんです。その集中力の姿勢には、いつもながら頭が下がります。

ただ、午後になると様子が変わってきました。肩がすこし落ちて、手の動きもゆっくりになってきていたんです。「あ、疲れが出てきたんだな」って。そういう時間を、私たちは大切にしたいんですよね。無理に続けるのではなく、その日その日の体調に合わせて、できる業務にシフトしていく。そうして、午後はシール貼りの作業へ。

宛名シールを、発送用の箱に貼っていく作業です。シンプルに見えるんですが、実は「どの箱に貼るのか」「どこに貼らなくていいのか」の判断が、ちょっと複雑なんですよ。その利用者さんの手が、シール片を手にしたまま、すこし立ち止まる場面がありました。💐

「この箱はどうしましょうか」と、静かに目で教えてくれるのを待つ。私も、急いで指示するんじゃなくて、その迷いの時間を一緒に過ごす気持ちで。「こっち側には貼らなくていいんですよ」と言葉を添えると、少しホッとした表情で作業に戻ってくれるんです。

完璧さを求めるんじゃなくて、その人のペースで「できた」の瞬間を大切にすること。午前も午後も、疲れている時も、判断に迷う時も、全部が仕事のあたたかい時間だなって思うんです。🌿

在宅でも、事業所でも。自分のペースで続ける働き方

こういう日々の現場を見ていると、「働き続けたいけど、毎日通うのは難しい」「疲れやすい身体と付き合いながら仕事がしたい」という方の想いが、よく分かるんです。

兵庫県内の就労継続支援A型では、事業所での梱包やシール貼り、データ入力といった業務の他に、在宅でのテレワークにも対応している事業所が増えてきました。疲れた日は自宅で、調子がいい日は事業所でと、柔軟に働き方を選べるという選択肢ですね。

高砂市をはじめ、加古川市や姫路市、播磨町や稲美町からご利用いただいている方の中にも、「週に何日かは在宅で」という働き方をしながら、ネット物販や動画編集、データ入力といった業務に携わっている方がいます。詳しくはかえでへご相談ください。見学だけでも、お気軽にどうぞ。

お問い合わせ