空気を抜く仕草が笑顔に変わる瞬間、就労継続支援A型で見えた小さな成長
2026年7月2日
7月の朝日が事業所の窓から入り込み、いつもより湿度を感じる季節になりました。午前中の発送準備業務は、いつもより忙しい雰囲気です。ある利用者さんが、商品を箱に入れるときに空気を抜く作業をしていたんです。
以前は、このくらいの忙しさになると、手が止まってしまったり、動きがこわばってしまうことが多かった方です。ですから、正直なところ、その日がどうなるか、私は少し様子を見守る気持ちで朝を迎えていました。
けれど、午前の作業が進むにつれて、その利用者さんの動きが違ったんです。緊張した面持ちのままですが、手はちゃんと動いている。商品を平らにするため、丁寧に両手で空気を押し出す仕草を、何度も何度も繰り返していました。🌿
その時です。周りの利用者さんから小さな笑いが漏れました。「かわいい動きだね」って、優しい声が聞こえたんです。商品を薄くする、その何でもない仕草が、誰かにはほほえましく見えたんだな、って。
その利用者さんが、その後日報の欄にその出来事を書いてくれました。午後、私がそれを読んだとき、心がふんわりしたんですよね。笑われるのではなく、その仕草が誰かの心に届いていたんだ、って。そして何より、忙しい最中でも、前よりもずっと安定して身体を動かせるようになっていた。その変化が、何よりうれしかったんです。✨
小さなことですが、その日の一場面が、支援員として改めて大切だなって感じたことがあります。
就労継続支援A型なら、障害者手帳がなくても相談できます
「就労継続支援A型って、障害者手帳がないと利用できないんじゃ…」そう思う方も、多いのではないでしょうか。実は、手帳の有無だけでは判断されない場合もあるんです。
就労継続支援A型かえでへお気軽にお問い合わせいただければ、お一人おひとりの状況をお聞きしたうえで、ご利用の可能性についてご相談させていただけます。大切なのは、「働きたい」という気持ちと、支援を必要としている状態かどうかなんです。
身体・精神・知的障がい、発達障がい、難病など、様々な方が かえでで働いています。手帳がある・ないという条件よりも、本人の適性や希望、そして支援によってどんなふうに働けるようになるか、ということが大切なんですよね。
実際の仕事の場で、少しずつできることが増える
かえでの主な業務は、データ入力、ネット物販の袋詰めや発送、検品業務など、いろいろな種類があります。その日の利用者さんは、梱包・発送業務に携わっていました。
最初は難しく感じることも、毎日の中で繰り返すことで、身体が覚えていきます。忙しい状況でも動けるようになる。以前は止まってしまう場面で、今は手が動く。その積み重ねって、本当に大事なんです。
かえででは、雇用契約を結ぶため、最低賃金以上のお給料をお受け取りいただけます。働きながら、社会人としての経験を積むことができるんですよね。🌸
兵庫県高砂市から、在宅での働き方も個別に相談できます
兵庫県高砂市に事業所を構えるかえでですが、対応エリアは高砂市、加古川市、姫路市、播磨町、稲美町に広がっています。
原則として、雇用契約を結んだあとは、週5日事業所に通って働くことが基準です。けれど、体調や通院など、お一人おひとりの事情によっては、在宅での働き方について個別にご相談いただける場合もあります。まずは、どんな働き方が自分に合っているのか、気軽にお話しいただくことが大事なんです。
その日、空気を抜く仕草が笑顔に変わった場面も、仕事の現場だからこそ生まれた小さなやさしさなんだと思うんです。働く場所で、誰かとのつながりを感じられる。そういう毎日の積み重ねが、本当は何より大切なのかもしれません。💐


