就労継続支援A型かえで

スタッフブログ

焦る午前、落ち着く指導。マーカー作業の現場で見えたこと

2026年6月30日
焦る午前、落ち着く指導。マーカー作業の現場で見えたこと

6月の午前中、いつもより少し急ぎ足で作業に向かう様子が見えました。ある利用者さんが、その日のマーカー作業に取り組んでいたんです。

正直、私も気づくのに少し時間がかかったんですよね。いつもは本当に落ち着いていて、一つひとつの作業を丁寧にこなしていく方なんです。梱包のときも、袋詰めのときも、検品のときも。でもその日は、手が少し速すぎるような、呼吸が浅いような、そんな小さな違いが見えました。

声をかけてみると、「急がなくちゃ」という言葉が返ってきて。ああ、そうなんだ、ってわかりました。マーカー業務が時間内に終わらないと、って心がせっていたんだと思うんです。🌿

「大丈夫ですよ。焦らずに、一つずつ進めていきましょう」と、隣に座って、ゆっくりとした動きをお見せしました。一回深く息をしてもらって、手元を一緒に確認して。すると、徐々に肩の力が抜けていくのが感じられたんです。

その後の作業は、本当に静かで丁寧でした。焦りは消えて、順番に、しっかりと。「こう進めると、次の人も作業しやすいですね」って声をかけたら、ふっと笑ってくれて。その笑顔を見たときに、ああ、この人の本来のペースが戻ってきたんだなって思ったんです。✨

就労継続支援A型で働くって、いろんな意味で「雇用契約を結んで働く」ということなんですけど、だからこそ責任感を感じたり、時間を意識したりしながら、毎日を過ごしてくれているんだなって、改めて感じました。その責任感は本当に素敵な力なんです。でも、焦りすぎると、かえって作業の質も落ちてしまう。だから、私たちの役割は、その方が自分のペースを見つけられるよう、一緒に歩むことなんだって思うんです。🌸

働く上での焦りや不安に、そっと寄り添う支援

就労継続支援A型は、雇用契約を結んで働く場所だからこそ、利用者さんたちが真摯に、ときには緊張を感じながら、毎日通ってくれています。兵庫県高砂市にあるかえででは、梱包やシール貼り、ネット通販の発送業務など、さまざまな作業に取り組む方が集まっています。

その中で、「急がなきゃ」「間に合わないかも」という気持ちになることは、誰にでもあるんですよね。精神障がいをお持ちの方や、発達障がいのある方は、特にそういった心理的な負担を感じやすいことがあります。だからこそ、支援員が近くにいて、「大丈夫」「ここは急がなくていいんですよ」という安心を、言葉と姿勢で伝えられることが、本当に大切だなって思うんです。

働き方のご相談も、いつでもお気軽にどうぞ。加古川市、姫路市、播磨町、稲美町からもご利用いただけますし、体調や通院のご事情に合わせた調整も、お一人おひとりの状況に応じて一緒に考えていきます。

お問い合わせ