薬の確認が丁寧になって。その日の作業で見えた、ある利用者さんの変化
2026年6月24日
六月の日差しが、事業所の窓からたっぷり差し込む午前中のことでした。
ある利用者さんは、いつもなら周りの様子をとても気にされる方なんです。他の利用者さんがどう感じてるか、迷惑をかけていないか、そういうことを気にかけながら作業をされていて。支援員としては、その心配りの気持ちはとても素敵だなって思う反面、ご本人にとっては、それが負担になっていないかな……って考えることもあります。
その日は、梱包と検品の配置を少し工夫してみました。この利用者さんの周りに、すでに作業に慣れていらっしゃる利用者さんたちを配置したんです。そうすることで、ご本人が「誰かをサポートしなきゃ」って気負う必要がなくなるかな、って思ったんですよね。🌿
作業が始まると、その効果がはっきり見えました。肩の力が抜けているというか、落ち着いた顔で、梱包作業に向き合っていらっしゃるんです。シールを貼る手つきも安定していて、検品の確認もていねいでした。
午後、その利用者さんがちょっと嬉しそうに話しかけてくれたんです。最近、薬票を確認して、毎日の服薬を丁寧に自分でチェックするようにしているんだって。その積み重ねで、体重が5キロ減ったというお話でした。🌸
「えっ、そうなんですか。それはすごいですね」って返したんですけど、心の中では、ああ、だからこんなに安定してるんだな、って思ったんです。健康管理って、仕事の土台なんですね。薬をきちんと飲む、食生活を整える、そういう地道なことが、作業中の集中力や気持ちの安定につながってるんだなって、改めて感じました。
就労継続支援A型の仕事は、梱包やシール貼り、検品といった毎日の業務が中心です。同じ作業を繰り返すことで、安定した生活リズムが生まれて、その中で自然と健康管理にも目が向くようになることがあります。ここかえででは、そうした健康と仕事の両立を、利用者さんお一人おひとりのペースに合わせてサポートさせていただいてるんです。知的障がい、精神障がい、発達障がいなど、様々なご状況の方が、ご自身のペースで働きながら、生活の質を高めていく——そういった場所でありたいって、支援員一同、日々心がけています。☺️
配置の工夫も、健康管理のサポートも、小さなことかもしれません。でも、それが積み重なることで、ある利用者さんの表情が柔らかくなって、作業への取り組み方が変わっていく。そういう瞬間に出会えるのが、この仕事の本当のよさなんだなって思います。
高砂市のかえででは、こうした一人ひとりに合わせた働き方をご相談いただけます。加古川市、姫路市、播磨町、稲美町からも、多くの利用者さんが通所されています。もし就労についてお悩みでしたら、お気軽にお問い合わせください。✨


