就労継続支援A型と生活保護は併用できる?結論と注意点をやさしく解説
2026年9月20日
「就労継続支援A型で働きながら、生活保護も受けられるのかな?」——そんな疑問をお持ちの方へ、まずは結論からお伝えしますね。
結論:A型と生活保護は「併用できる場合」があります
就労継続支援A型で働きながら、生活保護を受けている方は実際にいらっしゃいます。つまり、両方を併用できる場合があります。ただし、可否や金額は世帯の状況や自治体の判断によって変わりますので、一律に「できます/できません」とは言い切れません。まずはお住まいの市区町村の福祉事務所や、担当のケースワーカーさんへ相談していただくのが確実です。
かえでのある高砂市をはじめ、加古川市・姫路市・播磨町・稲美町にお住まいの方も、それぞれの窓口でご相談いただけますよ。
なぜ併用できる場合があるの?(仕組みをやさしく)
生活保護は、世帯の収入が国の定める「最低生活費」に届かないときに、足りない分を補う制度です。そのため、A型で働いて得た給与があっても、その収入が最低生活費を下回っていれば、差額分の保護を受けられる可能性があるんですね。
ここでポイントになるのが「勤労控除」という考え方です。働いて得た収入は、そのまま全額が差し引かれるわけではなく、一定額が控除されるしくみがあります。つまり「働いた分だけ手元に残るものがある」ように配慮されているんです。
- A型の給与は収入として申告が必要です
- 控除のしくみにより、働くことが世帯にとって不利になりにくいよう配慮されています
- 具体的な金額や扱いは、世帯構成や自治体で異なります
なお、かえででは給与は最低賃金以上でお支払いしています。生活保護との併用時の収入認定や控除の詳しい計算は、必ず福祉事務所へご確認くださいね。
かえでの現場から:小さな「できた」が積み重なる場所
制度の話が続きましたので、少しだけ現場の様子もお伝えさせてください。
ある朝、ネット物販の袋詰めと発送準備を進めていたときのこと。あるメンバーさんが検品と梱包に集中していたのですが、ふと手を止めて、隣の方の作業の違いに気づき「あ、違います」と静かに、でもはっきり伝えていました。「どこがですか?」と聞かれると、指で示しながら丁寧に説明してくれたんです。
以前は自分の作業で精一杯に見えた方が、周りを支える余裕まで生まれていて。そんな小さな一歩を、私たちは大切に見守っています。生活の土台を制度で支えながら、こうして働く力を少しずつ育んでいける——それがA型という場所のよさだと感じています。
どんな作業があるのかは仕事内容のページもぜひご覧くださいね。
よくある質問(FAQ)
Q. 生活保護を受けていてもA型を利用できますか?
A. 生活保護を受けている方が利用されているケースはあります。ただし利用の可否は個別の状況によりますので、担当のケースワーカーさんや相談支援専門員、そして事業所へご相談ください。
Q. A型で働くと生活保護が打ち切られてしまいますか?
A. 収入が最低生活費を上回れば保護は不要と判断される場合もありますが、控除のしくみもあり、働くこと自体で不利になりにくいよう配慮されています。判断は福祉事務所が行いますので、まずはご相談を。
Q. 手帳がなくても利用できますか?
A. 状況により相談できる場合があります。一律にはお答えできませんので、お問い合わせからお気軽にご連絡くださいね。
まとめ:まずは相談から。かえでがお手伝いします
就労継続支援A型と生活保護は、条件によって併用できる場合があります。ただし可否や金額は世帯状況・自治体の判断によって異なるため、福祉事務所や相談支援の窓口、そして事業所へ相談することが第一歩です。
かえでは高砂市を中心に、加古川・姫路・播磨町・稲美町の方にもご利用いただいています。「働いてみたいけれど生活のことが心配」という段階でも大丈夫。ご見学やご相談だけでも歓迎です。見学・利用の流れもご覧のうえ、どうぞお気軽にお声がけくださいね。なお在宅という選択肢もある可能性があります。詳しくはご相談ください。
※2026年9月20日 現在の情報です。制度・金額・条件は変更される場合があるため、最新情報は事業所および市区町村・日本年金機構・ハローワーク等の公的機関へご相談・ご確認ください。


