検品の手が、すっと整う。その日の梱包から発送まで
2026年9月24日

秋が深まってきた午前中のこと。事業所の作業スペースでは、ある利用者さんがネット通販の梱包作業に取り組んでいました。🌿
この方が入職してから、もう何ヶ月か経ちます。最初の頃は、作業の流れをつかむまでに時間がかかっていました。商品の確認、シール貼り、袋詰め、梱包……一つひとつの手順を、ゆっくりていねいに説明しながら進めていたんです。
でも最近は、本当に変わったなあ、って感じるんですよ。商品が次々と流れてくる午前中も、焦った様子がなくて。検品のときに手が止まることも少なくなって、いつのまにか指先の動きが洗練されてきたというか……ふふ、と思わず目で追ってしまう瞬間があります。
その日も、梱包から検品、そして発送準備へ、という一連の作業をお願いしました。最初は私が一緒について、指示を確認しながら進めていたんですが、途中から「大丈夫ですよ」と、ご本人の方から声がかかったんです。自信が出てきたのかな、という感じで。私も一歩引いて、ですが目は届かせながら見守っていました。
午前11時すぎ。商品の中身を確認して、シール貼りの位置を整える、その手の動きが本当に落ち着いていて。斜めに貼ってしまったシールに気づくと、さっと剥がして貼り直す。丁寧さと効率が、すごくいいバランスになってるなあ、と思ったんです。✨
体調も安定していて、欠勤がほとんどない。毎日、こうして同じ作業を繰り返しながら、ちょっとずつ、でも確かに、ご自分のペースを見つけていらっしゃるんだな、って。
もちろん、これからもっと効率を上げていく、というお話はまた別です。でも、その日の作業を見ていて感じたのは、こうした「できるようになってく過程」の価値なんです。何度も何度も繰り返しながら、気づかないうちに手と心がリズムを覚えていく。その営みって、本当に大切だなあ、と。💐
就労継続支援A型かえででは、こうした日々の成長を大事にしながら、一人ひとりの働きぶりを見守っています。何か、心に引っかかることがあれば、いつでもご相談ください。


