就労継続支援A型かえで

スタッフブログ

数えることが難しい日も、次へ向かう。その日の検品作業で見えたこと

2026年6月22日

六月も中旬になり、事業所の空気も少しずつ夏へ向かっているような感じです。その日も、いつも通りネット通販の袋詰めと梱包、それから発送の準備に入っていた利用者さんたちの中で、ある利用者さんのことが心に残りました。🍀

その日の検品作業の時のことです。毎回、梱包した商品の点数を数えることが、どうしても間違ってしまう。何度か一緒に確認してみても、同じところで数え間違えてしまうんですね。焦っているわけではない。丁寧に取り組もうとしているのは、その表情から伝わってくる。ただ、数字という抽象的な量をずっと追い続けることが、その人にとっては難しいのだという現実が、ここにはあるんです。

「一般就労を目指す場合には、こういう場面でも正確さが求められることがありますね」と、やさしくお伝えしました。決して責めるのではなく、これからの選択肢を考える上で、大切な情報としてお届けするつもりで。すると、その人は静かに頷いてくれたんです。✨

そしてその午後。有給申請の書類を持ってきてくれました。退職日について、確認をさせていただく時間になったんです。

これまで当事業所で働いてくれた期間について、お話しさせていただく。給与のこと、有給のこと、雇用契約について。支援員として、丁寧に説明していく中で、その人の表情は落ち着いていました。何か迷いがあるのかな、とも感じたのですが、決めたことなんだと静かに受けとめている様子が伝わってきました。

退職届の提出をお願いする。その書類を手にした時、一瞬間(ま)があったんです。でも、その人は丁寧に記入をしてくれました。自分の決断を、自分の手で形にしようとしている姿勢が、とても素敵だなって思ったんです。💐

数えることが難しい日もあれば、次へ進もうとする決意を見せてくれる日もある。支援員として、そのどちらも大事に受けとめながら、その人らしい働き方を一緒に考えていきたいという気持ちが、あらためて強くなった午後でした。

就労継続支援A型での働き方と、次のステップについて

当事業所「かえで」では、ネット物販の梱包や検品のような業務を通じて、働くことの経験を積む利用者さんたちがいます。身体障がい、精神障がい、知的障がい、発達障がいなど、様々な背景を持つ方が、雇用契約に基づいて働いています。

数え間違いや作業の難しさが出てくる場面も、もちろんあります。大切なのは、そうした課題の中で、本人さんが「次はどうしたいのか」を一緒に考えられることなんですね。一般就労を目指すのか、当事業所で長く働き続けるのか、あるいは他の選択肢があるのか——そういう選択肢について、丁寧にお話しさることが、支援員の役割だと感じています。

高砂市周辺(加古川市、姫路市、播磨町、稲美町エリア)で、就労継続支援A型の利用を考えていらっしゃる場合、まずはお気軽にご相談ください。お一人おひとりの状況に応じて、どんな働き方が選択肢になり得るのか、一緒に考えさせていただきたいと思っています。🌸

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